評価
藤丸です。
今回はキングソフト株式会社のグループ会社であるMobile In Style株式会社から2012年1月発売されたアンドロイドタブレット「edenTAB」で試してみました。
どうやら2012年9月からOSが4.0にバージョンアップされたらしいけど今回は発売当初の2.3のバージョンです。ちなみに色はホワイトです(少しシルバーパールっぽいホワイトかな?)。
この7インチとしてのコンテンツ動作としてはまったく問題ないです。 全画面での表示、縦・横向きでの表示(もちろん動画も自動で向きが変わります)・テロップ利用…ほぼ問題なく動作しています。 通常7インチクラスでのサイネージでは、全画面でプロモーション動画やCM・ポップ・写真の表示に加えてテロップで説明を追加するような利用が多くなると思いますので、1コンテンツ内で多くのエリア分割での表示がなければまったく問題なく利用できそうです。
ちなみにマルチエリアのコンテンツを作成して実際にいろいろな素材での再生もテストしてみましたが、非常にスムースに表示されました。
細かいことですけど、電源アダプター接続がL字タイプなのも配線で場所をとらなくてスマートに配置できるポイントです。
評価項目 | 評 価 | コメント | |
---|---|---|---|
画 質 | 9 | 非常にきれい、明るさ設定を最大にすればサイネージとしても問題なし | |
音 | 7 | 本体側面にスピーカーがあるので比較的音はよく聞こえる | |
通 信 | 9 | 安定したWIFI接続でコンテンツやスケジュールの配信にも問題なし | |
デザイン | 8 | シンプル&軽量でカラーバリエーションも豊富 | |
サイネージ動作 | 8 | とってもに快適にサクサク表示 |
総評
国内販売アンドロイドタブレットとしてWIFIモデルとしては価格も比較的安く動作仕様(スペック)も十分のレベルだと思います。
こんなところにおすすめ: 例えば売り場のコーナー単位に設置してお薦め商品のアピール、お買い得情報案内なんかに使ってみてはいかが? 重さも330グラムと比較的軽い製品の部類だと思いますので、設置コーナー別にカラー分けした設置もオシャレなのでは? また、3Gモデル仕様の製品もあるようなので、場所も気にせずに利用する運用も実現できちゃいますよね!
尚、アンドロイドOSバージョンが4.0版では未検証なので、機器手配時には事前確認をお薦めします。
<検証中のコンテンツ表示動画>
今回は、1コンテンツ内を複数のエリアに分割したマルチ映像方式で作成してみました。 メインには動画(某高級自動車のプロモーション映像をお借りしました)に加えて、右側に上から フラッシュ動画 ・ 静止画(複数枚をレイヤー) ・ webサイトとエリアを区切って同時表示させています。 こんな複雑なコンテンツ作成も「サイバーサイネージ」を利用すればアッというまに完成してしました。