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評価
こんにちは、三浦です。
今回検証したのはVIDO(原道)より販売されているN70 3Gです。
こちらは中国のメーカーで製造・販売されており、所謂「中華タブレット」と呼ばれているのものです。
現在、タブレットを製造しているメーカーは国内外で多数ありますが、この中国製のタブレットの一番の魅力は価格だと思われます。
1万円以下で販売している機種も多く、インターネットの通販サイトなどで簡単に購入することができます。
その中でも今回の機種はMVNOを利用して3Gを使用できるので、設置先にてWi-Fiが利用できない事情がある方にも安価な通信料で運用が可能になります。
評価項目 | 評 価 | コメント | |
---|---|---|---|
画 質 | 7 |
解像度は1024 × 600でサイネージとして十分実用可能 7インチのため、あまりに小さい文字を表示させると見辛い |
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音 | 9 |
ボリュームの上限が大きく、素材の音が小さくてもよく出る 大きくし過ぎると少し音割れを起こす可能性あり |
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通 信 | 10 |
安定したWi-Fi接続があれば問題なし MVNOを使用すれば3G回線での運用も可能 |
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デザイン | 9 |
外装は白だが、正面枠は黒なので大抵の場所で違和感なし |
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サイネージ動作 | 8 |
動作自体に問題は無いが、Flashコンテンツを使用される場合にはAdobe Flash Playerのインストールが必須 |
総評
手頃な値段でありながら、3Gにも対応しており全体的に高水準でまとまっていると思います。
購入する店舗で違うのかもしれませんが、中国製のタブレットでは漢字のフォントが日本語と同じ漢字でも中国語の字体になっていることがあります。今回検証した個体では問題ありませんでした。
初期状態ですとAdobe Flash Playerがインストールされていないため、Flashコンテンツを使用されたい方は自分でAdobe Flash Playerのダウンロードとインストールを行わなければなりません。
3G、Flashコンテンツを使用されない方はWi-Fi接続と本体の時刻合わせをし、サイバーサイネージをPlayストアからインストールして頂くことでサイネージとして使用できます。
3Gを利用するには端末のroot(権限)取得という作業が必要になります。これは最初から端末のrootを取得して販売されているものがありますので、3Gを使用されるつもりであればそちらを購入された方が良いかと思われます。
更にMVNOを使用するためにAPN(Access Point Name)の設定やAndroidのフレームワーク設定をしなければならないため、そういったことが全く分からない方は3Gを利用されるのは少し敷居が高いかもしれません。
7インチで解像度が高いものではないため、あまりに小さい文字や情報量の多いコンテンツの表示には向かないと思いますが、通常の静止画や動画の表示には問題ないと思われます。
安価にタブレットでサイネージを始めたいと思われている方には値段も手頃でおすすめできる機種だと思います。
※参考動画(30秒ほどの動画です。)