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評価
こんにちは、三浦です。
今回はiPad mini 第1世代のWi-Fiモデルで検証してみました。
今回検証した本体は通信回線がWi-Fiのみのものであり、別に3G回線を使用できる本体も販売されています。
以前検証したiPadの9.7インチに比べて7.9インチと小さいですが、タブレットでのサイネージとしては十分な大きさだと思います。重さも半分以下の308gグラムと軽量で持ち運びも簡単です。
iPad mini 第1世代の初期OSはiOS6.0ですが、今回はアップデートしているのでiOS7.1にて検証しています。
iOS6以上にはアクセスガイドという機能が追加されています。アクセスガイドはアプリの稼働中に機能に制限をかける機能です。
この機能を使用するとサイバーサイネージの稼働中に電源ボタン、音量ボタン、ホームボタン等を無効化できるので、本体を触れられた方が電源を切ってしまったり、サイバーサイネージを終了してしまったりといったこともなくなります。
アクセスガイドを利用するには「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「アクセスガイド」でアクセスガイドをONにしてください。
するとパスコードを設定する画面が出てきますので、パスコードを設定して下さい。
サイバーサイネージを起動してホーム画面を3回クリックするとアクセスガイドが開始され、サイバーサイネージを稼働させている間は他の操作を受け付けなくできます。
アクセスガイドを解除するにはホームボタンをトリプルクリックし、設定したパスコードを入力すれば解除できます。
このアクセスガイドは非常にサイバーサイネージと相性の良い機能だと思います。
評価項目 | 評 価 | コメント | |
---|---|---|---|
画 質 | 8 | Retinaディスプレイではないが十分綺麗に表示される | |
音 | 7 | 元データの音量が小さい場合に最大音量がもう少し欲しい時がある | |
通 信 | 9 | 安定したWI-Fi接続で動作に問題なし | |
デザイン | 10 |
iPadより小さいので設置場所の選択肢が広がる 308gと前回のiPadの半分以下で持ち運びが楽 |
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サイネージ動作 | 8 |
iPadと同じくFlash対応無し アクセスガイドの機能により安心して運用できる |
総評
良い所はiPadと同じく幅広な画面だと思います。
縦長タブレットと比べて幅広なので、コンテンツを作成する際にもエリアやテロップの配置場所を楽に決められます。
Retinaディスプレイが搭載される前の機種ですが、タブレットでのサイネージとして十分な解像度だと思います。
画面も7.9インチとiPadよりも小柄なので場所を取らず、設置場所の選択肢も増えると思います。
今回検証した本体は画面の外枠が白色ですので、淡い色を基調とした場所や清潔感を強調したい場所に丁度良いかと思われます。
アクセスガイド機能により安心してサイネージを運用することができ、おすすめできる機種だと思います。
以前検証したiPadとの外観比較
下の画像をクリックしていただくと1分程の動画が再生されます。
今回のテロップはサイバーサイネージの新機能、「ビジュアルフォント」を使用しています。
今回は「デザイン書体 ポップ体」フォントを使用しました。