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評価
初めまして、三浦です。
今回よりサイバーサイネージの検証を担当することになりました。私にはサイネージに関しての知識はあまりないので、皆さんと同じ目線でレビューをお届けしようと思います。
よろしくお願いします。
今回は弊社の新製品『サイバースティック』での動作検証をします。
この商品は2013年9月に販売開始しました。HDMI入力のあるディスプレイをお持ちでしたらサイバースティックを接続し、サイネージとして運用することができます。
サイバースティックに付属のUSB電源ケーブルを差し込むと、自動的にスティックが起動します。ディスプレイのHDMI入力端子にサイバースティックを差し込むと、Androidのホーム画面が表示され、数秒後にサイバーサイネージの画面が自動的に立ち上がります。
しかし、そのままではWi-Fiの登録が出来ていませんので、設定するため一度ホームに戻ります。その際の操作はサイバースティック本体にUSBマウスを接続して右クリック、設定アイコンからWi-Fi接続の設定をして下さい。
Wi-Fiの設定ができましたらサイバーサイネージを起動し、サイバーサイネージ Android版のシリアルキーを入力します。次回以降は入力の必要はありません。
これだけでサイバースティック側の準備は完了です。あとはコンテンツを配信するだけです。
評価項目 | 評 価 | コメント | |
---|---|---|---|
画 質 | 10 | 再生するにより変化するがHD画像再生が可能 | |
音 | 10 | 再生する元データとディスプレイのスピーカーに依存するが十分 | |
通 信 | 9 |
Wi-Fi接続による通信と有線LANアダプタを利用したLANケーブル接続に対応 |
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デザイン | 9 |
コンパクトでシンプル モニターの裏に接続するので目立ちにくい |
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サイネージ動作 | 9 |
配信データを受信していればWi-Fi接続していなくても稼動可能 一般的なドングル(Dongle)だと、画面下部にシステムバーエリアが表示されるが、サイバースティックでは表示されないので完全全画面表示が可能 更に、ディスプレイの向き(横/縦)にも簡単な設定で切替ができるので、利用ロケーションにも左右されずに導入が可能 |
総評
HDMI入力のあるディスプレイさえあれば、すぐにデジタルサイネージを始められるので非常に手軽です。
タブレットとは違い、メーカーも問わず各種サイズのディスプレイをサイネージとして運用することができ、更にディスプレイの向き(横/縦)にも対応しているので、設置ロケーションにも左右されずに導入できます。 もちろん市販のTVを利用した導入も可能です。
ディスプレイを変えて解像度が変わってしまった場合でも、サイバーサイネージのコントロールセンターからコンテンツの解像度とエリア範囲を編集するだけで、今まで使用していたコンテンツもそのディスプレイに合わせて表示させることができます。
配信したいコンテンツを一度サイバースティックに受信しておけば、Wi-Fi接続が出来ないところでの運用も可能です。 但し、時間情報をインターネットから取得しますので、スケジュールに従って再生させるには、一度インターネットに接続した状態が必要になります。
サイバースティックにはバッテリーはありませんので、常時電源接続を要します。同ディスプレイのUSBからの電源供給(ディスプレイ機種によってはUSB2口で電源供給が可能な場合あり)だと電圧が足りず、サイバースティックが正しく起動されないことがありますので、その際はコンセントからUSB用ACアダプタを利用して電源供給をして下さい。
ディスプレイ側のHDMI端子が、ディスプレイに対して直角に接続するような配置の場合は、HDMI延長ケーブルなどを使用してもいいでしょう。
※参考画像
下の画像をクリックすると、1分ほどのデモ動画のダウンロードが始まります。